知識も経験もない世界へ。
奥村 萌子入職2年目

この世界で働く自分がイメージできた。
一般大学の文学部を卒業して、この若竹大寿会に入職しました。特に就職を意識して大学を選んだわけではなかったので、就職活動ではさまざまな業種の会社説明会に参加しましたね。金融系ですとか、メーカー系ですとか、本当に満遍なくいろいろな会社の説明を受けている中で、自分が働いている姿をイメージできたのが、この介護の世界だったんです。もちろん、何の知識も経験もなかったので不安もありましたし、新人研修では、専門学校などで経験を積んできた同期の人たちと明らかな差がありました。シーツの敷き方などもわかりませんでしたから…。でも、ここはとにかく新人を大切に育ててくれるんです。OJTでは先輩が一対一でサポートしてくださるので、仕事も次第にこなせるようになりました。

自分らしく過ごしていただくこと、を大切に。
介護の仕事は、いついつまでにここまでをやらなければならない、といった目標があるわけではありません。ご利用者様に日常をいかに快適にその方らしく過ごしていただくか。そのことを考える仕事なんです。大変な時ももちろんあります。強く触ると骨が折れてしまうような方もいらっしゃるので、最初は戸惑いもありました。でも、仕事に慣れてきた今は、この仕事に就いて良かったと思っています。毎日が本当に楽しいですね。ご利用者様と話をして、楽しく食事をしていただいたり、談笑したり。そうして楽しく過ごしている瞬間が仕事なわけですから。今後の目標としては、まずは来年の介護福祉士の試験にパスすること。そして、いずれはケアマネージャーの資格も取ろうと思っています。
わたしの一日
夜勤の場合は17時に出勤
出勤後、夕食の準備を始めます。食事をしていただくと就寝の準備に。21時には消灯になります。消灯後は職員が1人帰るので、1人で2ユニット、20名を担当する体制になります。
1:30まで2時間半の休憩
もうひとりの職員にケアをお願いし、休憩に入ります。この時間に仮眠をとります。
ご利用者様ひとりひとりの記録をつけます
その日の食事の量や排便など、ご利用者様の健康状態を記録。この間、定時に姿勢を変えなければならない方の介助、お手洗いにいきたい方からのコールへの対応などを行います。忙しい日とそうでない日のばらつきがあります。
目覚めた方から起床の介助を行います
起床の介助を行っていると、7:00には早出の職員が出勤するので、夜間にあったことの申し送りを行い、朝食の準備を行います。
ご利用者様に朝食を召し上がっていただきます
早出の職員と一緒に、朝食のサポートを行います。
日勤の職員に申し送り
9時に出勤する職員に、夜勤中にあった出来事などの申し送りを行います。
夜勤終了
夜勤が終わり帰宅。そのまま1日休みとなります。