わかたけ青葉

西条大地入職7年 ケアスタッフ

人のことが大好きじゃなくても良い。
苦手だからこそ、
相手のことを思いやれるから。

もっと目の前の人を喜ばせる仕事がしたい、そうして行き着いた介護の仕事。

僕は前職で営業の仕事をしていたのですが、仕事をしていく中で、僕が商品をいくら売っても目の前の人が喜ぶわけではないことに気付いてしまったんですよね。そして僕がいくら利益をあげても、喜ぶのは会社。もっと目の前の人を喜ばせてあげられる仕事がしたいな、そう思っていたところで、介護の求人を見つけたのがきっかけで、この若竹大寿会に入職しました。そして働きはじめてみて気がついたことがあって。よく「介護はありがとうと言ってもらえることが嬉しい」と言われていますよね。僕もそれを期待していたのですが、実際に働いてみると、本当に喜びを感じるのはそこじゃないなって。僕自身が「ありがとう」とご利用者さまに言えることが幸せな瞬間だと気付いたんです。社会生活をしていて、どちらかが感謝されっぱなしの関係は異常だと思っています。それなのに、介護施設に入った瞬間、感謝する・されるの関係になってしまうと、ご利用者さまも自分らしく過ごすことができません。ご利用者さまに社会といるときと変わらずにいてもらうためにも、僕が感謝することは大切なことなんです。だから、ご利用者さまにありがとうと言ってもらえて、ありがとうと言える関係が気付けるような介護をしていきたいと思っています。

人に共感する力が、僕の武器。

とはいえ、僕は人と関わるのがどちらかというと苦手なタイプで、人が大好きな人間ではないんですよね。だからこそ、僕なりの介護の仕事の楽しさを見出しています。ご利用者さまやご家族さまが言っていることをただ言葉通り受け取るのではなく、「本当は何が言いたいんだろう?」「この言葉の裏にはどんな感情が隠れているんだろう?」と想像して考えることが僕にとってはとても楽しいことです。ご利用者さまが何か危ないことをしたときでも、「危ない!」と思うだけでなく、本当の家族のように寄り添い、「この行動の原因はなんだろう」そう考えて想像し、ご利用者さまに共感する。そのことの大切や楽しさに、7年の介護経験を通して気づかせてもらいました。そしてこの共感の気持ちは、ご利用者さまだけでなく、これから一緒に働く現場の後輩にも向けていきたいと思っています。昔僕が先輩たちにそうしてもらったように、後輩に指導するという形で返していきたいんです。そうして僕と一緒に働いた後輩たちが他の現場で活躍する姿を見たいと思っています。

  • 16:00夕食準備
  • 17:00口腔体操
  • 18:00食事介助
  • 20:00ナイトケア
  • 22:00〜7:00(休憩2時間)
  • 8:00朝食
  • 10:00退勤

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