介護職の「やりがい」とは? 若竹大寿会の職員が語る本音シリーズ その② 「ここで過ごせてよかった」——介護職員が実感した、人生の最終章に寄り添う誇り

2025年5月25日

介護の仕事は決して楽ではありません。

それでも、多くの職員がこの仕事を続ける理由は、「やりがい」を感じる瞬間があるからです。

若竹大寿会では、「人を幸せにする介護」を理念に掲げ、職員が誇りをもって働ける環境を整えています。

今回は、実際の職員の声を交えて、介護職のやりがいについて考えてみます。

 

「ここで過ごせてよかった」——介護職員が実感した、人生の最終章に寄り添う誇り

 

介護の仕事の中で、もっとも心に刻まれる瞬間のひとつが、利用者様の人生の最終章に寄り添う時間です。

これは、ある利用者様との日々の会話を通じて、職員が感じた忘れられないエピソードです。

 

その方は、年齢を重ね、少しずつ体調の変化を感じながらも、穏やかな時間を過ごされていました。

ある日、職員がいつものようにお部屋を訪れ、お好きな食べ物の話をしながら、ゆっくりと会話を楽しんでいました。

「昔はよくひっつみを食べていたんですよ。あの味は忘れられませんね。」

そう懐かしそうに話す利用者様の表情は、どこか柔らかく、過去の思い出をめぐるひとときでした。

職員が「また食べたいですね」と笑顔で応じると、少し間を置いて、その方はふと静かに言いました。

 

「ここで過ごせてよかった」

 

その言葉に、職員は思わず胸がいっぱいになりました。

この場所で過ごした日々が、その方にとって温かく、安心できるものだったのだと感じられる瞬間でした。

介護職とは、ただ支援するだけではなく、人生の一部となり、こうした言葉をいただける仕事なのだと、改めて実感した瞬間でした。

介護の仕事は、こうした日常の会話の中に、深い「やりがい」があります。

若竹大寿会では、利用者様との温かい時間を大切にしながら、「人を幸せにする介護」を目指しています。

あなたも、誰かの「ここで過ごせてよかった」という言葉を引き出す介護を、一緒に目指してみませんか?

 

※ひっつみ:岩手県の郷土料理で、小麦粉をこねて薄く伸ばし、手でちぎって汁にいれて煮込む料理。名前はひっつまむ(手でちぎる)に由来しているそうです。

 

📢エントリーはこちらから📢

この記事をシェアする

もっと知って欲しい情報一覧に戻る